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研究者同士の結婚について。

学会に行って色々な人と話した中で、研究者同士の結婚って大変だなぁと思うことが何度かあった。

 

研究者は出会いが少ないことは何度か書いたと思う。出会いのパターンは大きく分けてこの二つ。その他にも、合コンだとか色々出会いの場はあるかもしれないが、ほぼそれらのルートは無いと考えて良いので除外。

 

 

  大学時代に出会う。

この場合、相手は同じ学問分野(同学科の同級生)、同趣味(サークルで出会う)、あるいは別学部や別学部(教養科目や友人を介して)だと考えられる。

 

  研究室で出会う。

相手は同じ分野の研究者。あるいは研究補助員・テクニカルスタッフ・秘書。

 

 

この中でも問題なのは同分野の研究者と結婚した場合だ。これは会社で言うと社内の同じ課で結婚するのに等しく、恋愛に発展しやすい。しかしながら、女性研究者の場合、家庭に入るという選択肢は無いため、その後のお互いのキャリアプランを考えると同居、子育てが大変難しいのである。

 

 

博士を出たての駆け出し研究者(ポスドクと言う)のキャリアと給与について簡単に説明する。

 

三十代前半のポスドク研究者の平均給与は400-450万円である。悪くは無いけど、妻子を養うには微妙なラインだ。30代の女性がパートナーに望む給与は600万円以上だというアンケート結果を見たことがあるから、少ない方なのだろう。

博士を出た場合、約600万円の借金を毎月返していかなくてはならないからさらに使えるお金は減る。

 

そして、若手ポスドク研究者のポストは全て任期制のため3-5年ごとに海外や日本の各地を転勤しなければならない。

 

パートナーが研究者の場合は家計に関しては問題無いが、同じ職場にいられる可能性が極めて低いため、単身赴任になることが高い確率で考えられる。例えばアメリカと日本だと夫婦仲を維持するのは非常に大変だろう。両方とも海外だともっと大変だ。また、分野が同じだとポストをめぐって競争になるのでその点でもストレスフルであると言える。

 

パートナーが専業主婦の場合が研究者では多い。この場合、海外などへの転勤についていくことになる。しかし駆け出しの研究者の給料はそんなに高く無いため、家計が大変だ。国内の場合はパートに出ることも考えられるが、海外に一緒に行く場合、就労ビザが出なくて働けない場合もある。

 

 

これらは主に男性が研究者の場合を想定して考えているが、女性の場合はもっと大変だ。旦那が専業主夫になる確率は限りなく低い。ぶっちゃけ女性研究者で成功している人(教授クラスになっている人)は独身が多い。

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